【日向坂46】浴衣姿の金村美玖(17)、色気が凄すぎておひさまも衝撃

「なんだ～寸劇かー。驚かせないでよ」
私は自分の部屋に戻ると、薄暗い部屋の方に丹生ちゃんの後ろ姿が見えました。
「丹生ちゃーん、あのね、いま隣の部屋で陽菜とひよたんが……丹生ちゃん？丹生ちゃん！ねぇ丹生ちゃんってば！」
何度も呼び掛けたのですが、返事がありません。
変だなぁと思って、丹生ちゃんに恐る恐る近づいて、
「もう丹生ちゃん！」と声をかけると、ゆーっくりこちらに振り向きました。
「い、いやぁ！」
なんとその人は丹生ちゃんではなくて、白い包帯のようなものを巻かれた、ミイラ女だったんです。

隣の部屋の前に着くとドアが少しだけ空いていて、
「じゅんな！早く！」
「先生…」
どうやらその部屋には「じゅんな」という女の子と、「先生」という二人が会話をしているようです。
そっと私が入ってみると、なんとそこには憑依されたような河田と濱岸が向かい合って座っていたのです。
「先生はじゅんなが食べ終わるまでここにいます！」
「大根いります…？」
「クッサ！やめてよ！」

このお話は、約2年前のツアーの時に起こった出来事です。
その日も公演を終えて、いつも通り遠征先のホテルに宿泊しました。
その日は丹生ちゃんと同じ部屋で、明日の朝が早かったのもあり、支度をしていました。
すると横の部屋から、何か話しているような声が聞こえます。
私は気になって、よーく耳を澄ませてみると…
「先生…先生…」
私は気になったので、一人で部屋を飛び出しました。